HONG KONG 音楽追記

香港・Mong Kok駅まで帰ってきて、ちと腹が減っていたので、四川ラーメンを
堪能。。。一旦、Hotelに帰ってきて、Beerを「プシュ」っと空けてしまうと
出るの面倒だな、、、と思いつつ。
まぁ、金曜日だし、軽くゲイじゃない方のCD屋だけでも行ってみるか・・・
とBeerを2本空けた処で外出。
TAXIにて、目的のCD屋へ。うん、香港の的士(TAXI)はいいね、安全だわww

今日は、NASの「Memory Lane (Sittin' in da Park)」が大音量で流れてる。
よっしゃ、よっしゃ。
新人らしき、丸坊主のHIPHOP好きそうな少年が今日は店番をしてる。
先客で、ボクより多分年を逝っているだろう、パーマかドレッドかわからん怪しい
オッサンが「ウェア イズ ジャパニーズ・ヒップホップ?」なんてかなり日本語英語で
店員に聞いている。「なんや、香港まできて日本のHIPHOPか、アホでっか?」
って言いそうになったが、自分もあんまり変わらないので黙っておく。

丸坊主の少年、例のごとく、「何好きなの?」と聞いてくる。
「うーん、何でも聞くよ、まぁ、HIPHOP中心だけど、、、」って答えてると
「んじゃ、コレは?あと、コレとか・・・」って、蟹江やN.E.R.D.などをを薦めてくる。
「うん、ありがと、もうちょっと見てみるね。。。」とヤンワリと断っていると
「香港に帰ってきたんだね!」と背後から声が。
そう、前に接客してくれたお兄ちゃん。覚えてくれてたんだねぇ。
広東語で何やら、丸坊主の子とこちらを見ながら話してる。
すると、その丸坊主の子が、コモンやJfiveやスラム・ビレッジなどを持ってボクの前へ。

・・・ふふふ、わかってるじゃんww

それに機嫌をよくしたオサーン(ボク←単純)は、ジル・スコットやレ・ヌビアンなんかも取りつつ
視聴しようとCDプレーヤーの置かれた前に来ると、女の子が丸坊主の子に
「ジル・スコットとトライブありますか?」なんて声が横から聞こえてくる。

「なぬ、トライブですと?」

聞き捨てならないWord Is Bornだ。。。と思っていると、その丸坊主の少年、
視聴してるボクの肩を叩いてきて、

丸坊主「ね、誰のこと?ちょっと、彼女、日本人みたいだし、話聞いてあげて、ボクに教えて」

おいおい、ジル・スコット持ってるのん、ボクじゃんよ、バレますやん・・・。
大体、ココの在庫を把握しているボク。。。この少年、やりますなww

ボク「えとね、多分、トライブはないよ。んで、ジル、譲りますわ」

女の子「あ・・・すいません、いや、いいですよぉ、悪いし」

ボク 「いえいえ、どーぞ、どーぞ、いいですよ。ちなみにですね、デラとジャングルは
    あったと思うけど、、、そそ、コレとコレ、こっちの"Brain"って曲いいよ、試聴して
    みて、、、」

HONG KONG 音楽追記_b0021026_26488.jpg女の子「はぁ、、、知らなかった、この人達・・・」

ボク 「あぁ、トライブ好きだったら、聞いておいた方がいいよ、この2組、ジャングルが長男で、デラが次男。末っ子にトライブって感じだからね。まぁ、1stとか2ndとかがどっちもいいんだけどねぇ、この店、無いのよ」

女の子「はぁ。。。聞いてみます」

HONG KONG 音楽追記_b0021026_265254.jpg
ボク 「あとね、、、そう、コレコレ、Q-TIPのソロなんだけど、このアルバムは、どっちかというと、Q-TIPのファン向けっぽいけど、、、まぁ、試聴だけでもしてみたら?ボクは好きだけどねぇ」

女の子「はぁ、、、って、何してる人ですか?」

ボク 「何して人って、トライブの中心人物だよ、ほら甘い声の・・・」

HONG KONG 音楽追記_b0021026_292787.jpg女の子「いや、そうじゃなくて、、、」

と、彼女はボクを覗き込むように見る。

はっ、ボクの事?ヤヴァイ、また怪しまれている、そりゃそうだわな、いきなり店員になってるんだもんな、ボク自身が。没。



ボク 「サ、サ、サラリーマンでし。。。」

イカン、噛んでもうた。

お気に入りのお兄ちゃんと丸坊主の少年がニヤニヤしながらこちらを見てる。
そそくさと、3枚だけチョイスして会計を済ます。
「どーよ、これからどっか二人で行くのかい?いいClubはねぇ・・・」なんて、
お気に入りのお兄ちゃんにからかわれる。

退散、退散だぁ!!

「でわ」と一言だけ声をかけて、伏し目がちに逃げるように出て行こうとするボクを、
その女の子は不思議そうな顔で「あっ、ありがとうございました!」といいつつ、
試聴を続けていた。。。

ハァ、何やってんだろねぇ、ボク、、、、ダメポ...Orz
by shinyasta | 2005-12-10 02:21 | MUSIC


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