DJ"Grandmaster"Roc Raida

あまりバトルDJは好きじゃない。
いや、見ているのは好きなんだけど、なんかテクニック先行で
音を無視しているDJも多いのも事実。

塚田さんとのアングラ共時性に喜んで、さて、ここは’95~辺りのアングラを
一気に紹介していこうと思った束の間、同じく塚田さんのBlogで悲しい知らせが。

DJ"Grandmaster"Roc Raidaの死去。

う~ん・・・なんで、最近、こんな寂しい話が多いのだろうか、、、

↓ 映像は”Jam Master Jay偲ぶ会”でのRoc Raida。
Roc Raidaの気迫(でも、顔が笑顔)でアオリMCが黙り込んでいく姿を見よ。



前述のように、自己顕示欲丸出しの自分のオ〇ニー行為のようなクソなバトルDJも多い中、
X-Ecutionersが出てきた時には、その「人に何かを伝えよう」という表現を
されたルーティーンだった。
また、そのボディトリックですら、他のオナ〇ー・バトルDJにはない"品格の良さ"を感じさせた。
NYC直系REAL HIPHOPの血筋、とでも言うのだろうか。

Q-Bart師匠、HONDAさんも勿論カッコ良いし尊敬する、
ミックスマスター・マイク、JAZZY JEFFなんかも云わずもかな、
けど、このX-Ecutionersという集団に、どうしようもなく惹きつけられ、「憧れ」ざるを得なかった。
その「憧れ」は、どちらかというと、プリモやピートロック、ラージ教授に近い。

それは、もう"テクニック"云々の話じゃないんだよ。

X-Ecutioners各人のジャグリングに選ぶ音、そのルーティーンとスクラッチに「HIPHOP愛」を感じ、
それにさらに反応して、首が自然に立て振りし、アガってしまう気持ち悪い日本人がココに一人・・・。

その中でも、Roc Raidaは、もの凄いジャグリング&ボディトリックをしているのに、
少しユッタリと、且つ笑顔を見せたスタイルが大好きでした。



↑ 当時、この映像(当時は、ビデオ画像だったけど)を何度繰り返して見て、練習した事か・・・。
(勿論、同じ事はできませんでしたけどねぇ・・・
GANG STARR「The ? Remainz」2枚使いは、ホントに練習した。苦笑。)


アングラ紹介は延期して、ひとまず、自宅の棚の前でRoc Raida関連のレコードと
Video関連を探し、Roc Raidaが作り出すBeatに黙って首をガチに振ろうじゃないか。
by shinyasta | 2009-09-21 09:23 | MUSIC


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