STRAIGHT FROM THE GATE

b0021026_11431477.jpg"STRAIGHT FROM THE GATE"
THE HEADHUNTERS
(ARISTA 1977)
ハービー・ハンコックと
共に歩んだバンド、
THE HEADHUNTERS。
75年に発売された1st、
"Survival Of The Fittest"
に収録されている"God Made
Me Funky"なんてB-BOY諸氏
の大好物(勿論、ボクもw)ですが、
コレは、彼らの2ndアルバム。

レア・グルーヴだの、ジャズ・ファンクなど色々云われてますが、
Average White Bandなんかにも云えるのですが、
この手のバンドの魅力と云えば、何といっても、図太いドラムとベース。
レコードで聴くと、よりソレを感じる事ができて、
少し大きめの音量で「ムフフ、ムフフ...」なんてできますよね。

あと、捉え方によって、ジャズにもAORにもファンクにソウル、時にはハウスにさえ聴こえちゃうわけで、
まさに、その辺がHipHopだなぁ、なんて思うわけで(←強引)。

THEO PARRISHもプレイしたというA面1発目のアルバム表題よりは、
ボクはA面最後の"Don't Kill Your Feelings"が好きですね。



初っ端のフルート(?)からドラムが入っていき、決して、
上手いとはいえないボーカルが、妙にAORさを醸し出していたり、
中盤にピアノのフリーなんか「うーん、ジャズ~」と唸っているうちに、
ブレイクに入っていく・・・後半にかけて盛り上がりすぎて、なんかもう・・・。

Mobb Deepの95年の名作アルバム"The Infamous"収録の
"Drink Away The Pain(Feat.Q-TIP)"ネタの"I Remember I Made You Cry"がB面2曲目に。



ホーンのサンプリングがキレイに決まってますよね↓


「元ネタの方が云々・・・」とか話したくない位に、両曲、思いっクソ首振っちゃい、、ま、、、
あら、「クソ」だなんて、、、下品、、、失礼しました。


b0021026_11435964.jpg"STOEROKINIT"
TIME MACHINE
(Miclife Recordings 2005)
所謂、"JAZZY HIPHOP"の
お見本のような事を
やってきたTIME MACHINEの
7枚目のシングル"On The Moon"
のB面(←相変わらずのB面好きw)

ところで、"ジャジー・ヒップホップ"ってな言葉、最近めっきり聞きませんよね?
ん?まだまだ、ボクが疎くなってるだけで、現役な言葉なんですかね??
なーんとなくですが、セバジュンが亡くなる前夜がピークだったようにも思えます。
ココで何度も書いてますが、この"ジャジー・ヒップホップ"という言葉は、
当時から大嫌いだったので、逆に聞かなくなって良いんですけど、
けど、この辺りの音は、未だに、ずっと聴いてますよ、ってこと。

過去のエントリーを見てると、どうやら2005年辺りに、
ボク、行ってますね、この人達のLiveに、、、(←記憶があやふやw)
てか、結局、2005年から何も変わってないっーことかな、、、
ソコでも、書いてるんですが、1stシングル"Reststop Sweetheart"をシスコで試聴して、
即効買ったのも覚えてるし、そのインストでLive DJしたこともあって、
なんだかんだ云って、ちょっと思い入れあるっすよねぇ。。。



「何だよ、結局、よくあるピアノ・ループものじゃんよ」なんて声も聞こえてきそうですが、
まさに、この手の音では、その"不安定感を煽る"ようなループこそ珠玉なわけで。
フックの持って行き方なんかもマナー通りで、その不安定感とは逆に「安心するわ」みたいな。

A面"On The Moon"も、そんなわけでマナー通り。
こちらは、Rap抜きのインストの方が良いと思うので、そっち上げておきますね。



もう、アレでしょ、ヘタしたら、スーパーとかでかかってても良い位でしょ?
(つまり、AORに通じるって事?笑)

2008年に2ndアルバムを出した彼ら、めっきり見なくなりましたが、
今、なにしてんでしょうねぇ?
# by shinyasta | 2015-03-20 11:52 | MUSIC

KICK

結局、「来る、来る」と云われながら、今ひとつ定着しない80's。
別に、流行らなくて良いんですが、自分としては、一番、多感な時期だったように思えるので、
80'sな音を聴くと、甦ってくるというか、何かハイな気分にさせてくれるのも確か。

b0021026_1032085.jpg"KICK"
INXS
(ATLANTIC 1987)
というわけで、ご存知、INXS。
同時期には、BON JOVIの
"Livin' On A Prayer"が
ヒットしていましたが、
ボクはINXS派。

云わずと知れず金曜日の夜や土曜日は、せっせとMTVにチャンネルを合わせ、
メモ帳とシャーペンを持って、ビースティやLL、RUN DMCのPVが出てくるのを
今か今かと正座して待っていたんですが、その時にINXS"New Sensation"のPVが流れてきて。



初っ端からのギター・リフと"シャキッとした"ドラムに心奪われ・・・。
Vo.(マイケル・ハッチェンス)はロバート・パーマーみたいにスーツ着てるし・・・。
長髪でリボンまでしてるし、曲の途中には、「溜め」というかブレイクもあるし、、、
なんじゃこりゃ・・・と、メモに"INXS"と書き、翌日、レンタル・レコード屋に走ったわけです。

b0021026_10323314.jpgこの曲には、12inch Ver.もあって、
こちらの方が、さらにパンチが
効いているというか、Club映え
するブッとさ持ち合わせていて、
聴いていると、頭を縦に
振るざるを得ません。

PVは一緒ですが、音は12inch Ver.なんで、↓どうぞ。



どうですか、カッコ良いですよねぇ。笑。

今、書いてて思ったんですけど、なーんも考えずに、ここでも何度かエントリーしている
ロバート・パーマーなんかと共に聴いていたんですが、何か通じるものがありますね、確かに。
US/UK主流から、オーストラリアから、いきなり出てきてブチかましている感じも好きでした。

あと、「INXSといえば、この曲!」ともいえる"Devil Inside"。
思わず特徴的なギターリフをエアーでやってしまいますよね。苦笑。
マイケル・ハッチェンスの囁くようなVo.が、なんかゾクゾクします。



そして、全米1位、全英2位になった"Need You Tonight"
中毒性の高いループが、これまた、たまらんですよね。。。



うん、そうなんですよね、ちょっとマイケル・ハッチェンスの声質も良いのも然る事ながら、
この囁き系というか、ちょっとポエトリーっぽい歌い方とバックトラックの相性が、
ただ単に、音がブッ太いだけででなく、少し黒さを感じさせたのかもしれません。



同アルバム収録の、この曲なんて大好きなんですが、もう、なんかポエトリーでしょ?
これ、歌詞を書かれたボードを、メンバーが捲っていくだけのPVなんですが、
当時、たまたまボーリング場で流れてて、あまりにもカッコ良すぎて口あんぐりで見入ってしまい、
ボールを投げるのを忘れてしまってて、友達からどやされたのを思い出します。苦笑。

同アルバム1曲目の"Guns In The Sky"。



これなんて、PVごと「ループの気持ちよさ」を取り入れちゃってますよね。

全然、今でも通じるカッコ良さだと思うんですよね。
# by shinyasta | 2015-03-09 10:37 | MUSIC

COMMENT

3月よ、こんにちわ。

新しい仕事に就いてから1年が経とうとしてる。
長いようでもあり、短いようでもあり。。。

まぁ、何より健康で、相変わらず楽しい仲間達と酒を酌み交わすことが
できている事に感謝しています。

b0021026_10482439.jpg"COMMENT"
LES McCANN
(Atlantic 1970)
というわけで、
このBlogも平日の午前中に
UPすることが多くなってきて
いるように思いますが、
その新しい生活リズムで
"平日の朝"に時間を持てる
事が増えてきて。

そんな時こそ、レコードを聴くようにしているのですが、
折角だし「ゆったりした気持ち」になりたい。
というわけで、Les McCANNのアルバムを手に取り、ターンテーブルにセット。

その立ち位置と当時の方向性から、Quincy Jonesなんかとも比較されがち
なんですが、勿論、Quincy Jonesも好きですが、ボクはLES McCANNの方が
何となく手に取る回数が多いような気がします。
まぁ、例に漏れず、どちらもサンプリング・ソースとして聴き始めたわけですが。

本作も、当時の新しい流れを感じる事ができる、JAZZでもありSOULでもあり、
カテゴリーに捕らわれない、その姿勢こそがブラック・ミュージックである、と
云わんばかりの見本のようなアルバム。

それは、音楽カテゴリーだけでなく、人種というカテゴリーさえも見直そうと、
長らく人種差別を強いれられてきた根源でもある白人層に対しても
包容的に語りかけている内容であった為、実際に白人ファンも多いというのも納得できる。

今でこそ、ブラック・ミュージックは、黒人以外のあらゆる人種の憧れの的になっているが、
それは、Les McCANNが思い描いていた世界になっているのだろうか?

このアルバムの中からは、やはりアルバム一発目の"HOW MANY BROKEN WINGS"。
Roberta Flackとのデュエットが素晴らしく、その"暖かみ"は、これ以降のデュエット曲に
確実に影響を与えているだろうな、と安易に想像させる美しい曲。
ちなみに、ピアノはRobeta Flack自身が弾いています。



初っ端の何小節を聴くだけでも、ループしたくなりません?笑。

B面1曲目の"COMMET"に関しては、仲間達と会話からゴスペル調な歌に入っていき、
フックは仲間達と謳い上げていくという、なかなか胸アツな曲。



思わず、フックを一緒に唄いたくなってしまいます(実際、唄えませんが)。

b0021026_1049391.jpg"Chapter Two"
Roberta Flack
(Atlantic 1970)
そのLes McCANNが最初に認め、
前述のように自身のアルバム
にも迎え入れて、デビューに
尽力してきたのが、
このRoberta Flack。

ちょうど前述のLes McCANNのアルバム"COMMET"の後に出されたと推察されるのが、
この"Chapter Two"というアルバム。

Roberta Flackの良さは、ボクが語らなくても皆様の方が、よくご存知だと思うので、
割愛させていただきますが、ボクは、その"伸びやかで暖かい歌声"に酔いしれます。

とあるRapのサンプリング・ネタが収録されている、このアルバム、
そちらの方は、レコード屋さんのサイトにお任せ致しまして(苦笑)、
ボクのお気に入りはBob Dylanのカバー"JUST LIKE A WOMEN"。

その"伸びやかさ"が、曲後半にかけてよく反映されていて、
カバーでありながら、完全にRoberta Flackが自分の曲にしてしまっているように思えます。



「暗いナァ・・・」と思われる方もおられると思いますが、
それこそがRoberta Flackの良さだったりするんです。

「このテイストが好き、なーんか心が落ち着く」っていうのは、
ボクの根本にある「根暗な性格」が影響しているんでしょうけどね。苦笑。

「心を落ち着かせたい」時、皆様も聴いてみてくださいな。
# by shinyasta | 2015-03-04 10:55 | MUSIC

THE GLOCK

b0021026_11345998.jpg"THE GLOCK"
VICIOUS
(epic 1994)
Blog復活宣言をしておきながら、
早速、怠っておりますが(苦笑)、
まぁ、ぼちぼちやっていきます。
という訳で、VICIOUS。

そう、当時、MAD LIONなどをはじめとした「ラガ・ヒップホップ」なるものも
出てきて、イリーガル辺りのKids系も流行っていた頃で、その美味しい所を
1つに合わせたように"Between The Sheets"ネタの"Nika"を引っさげて
シーンに出てきて、自分も、まんまとソレに引っかかってレコを買っていたわけです。

少し背伸びしている感じが、今見ても可愛らしいし、
基本、HIPHOP MIXを中心に聴いてきましましたが、
ちゃんとラガの方もしっかりとコアな部分を押さえていると今になると感じます。
そう、勝手にコッチがジャンル分けをしているだけであって、PVを見ていると
ラガであろうと、子供であろうと、ちゃんとHIPHOPであることがわかりますよね。
PVに、チラチラとDJレッド・アラート叔父が映るのが、なんか嬉しいですよね。笑。



あと、スタイルも、非常に当時の雰囲気がよく表れていて、PVを見ていると、
白/赤のトミ・ヒルのPOLOや、ベストを着こなし、デニムのシルエット(履き方)、
バッシュやティンバーなど、なんか当時、"Yo!Rap MTV"をダビングしたVideoを見て
ワクワクしていたのを思い出します。


b0021026_11354993.jpg"STICK UP"
Shazam X
feat.KAOTIC STYLE
(TNT Records unkown)
Shazam Xは、当初、
"Uptown Anthem"で
「あー、なんかカッコ良い
インストを作る人だなぁ」
と思った位の印象。
そのShazam Xが、当時の
NYCアングラの雄、KAOTIC STYLEを
迎えて作った曲がコレ。

徐々に刻んでいくビートに、ベースが絡んでいき、少し声高なKAOTIC STYLEのRapが
入っていく、フックはPosse系という当時のNYCアングラのマナー通りの展開に、
ベタでありながら、「うん、これぞNYC」という高揚していく自分がいたりします。苦笑。



このShazam Xって人、言ってみれば「業界人」なイメージ。
交友関係を広く、 Percee Pに曲を提供したり、KENNY DOPEとも仲が良かったみたいです。
このレコードには、そのKENNY DOPEのMIXした"DOWN FOR MY CROWN"も収録されています。



また、NYCアングラ好きの諸氏には、Shazm Xと言えば、
Vmaxレーベルに反応される方も多いはず。。。

b0021026_11362349.jpg前述のPercee Pの曲も、
大変良いのですが、ここでは
Sick Lyrical Damager(SLD)の
ROY AYERS"Everybody Loves
the Sunshine"ネタの
"It's Over"をUPしておきます。



ゆったりした気持ちにさせてくれる大ネタを使いつつ、所々にセンサー音のようなネタを
ループさせる辺りに、いかにも90sNYCアングラな感じもしちゃったりしますよね。
# by shinyasta | 2015-02-27 11:40 | MUSIC

RICH GIRL

昨今、Blogの更新を怠っているのですが、レコードは増え続けています。。。
先日も、今や建設屋の若頭、ウチの床リフォームなんかも
お世話になった大学時代の友人が久々に来た時に、
「おい・・・レコード、また増えてるやないか・・・お前、どないすんねん」と突っ込み入りました、、、

あと、TwitterやFacebookなどの便利なツールが増えてることもあって、
どうしてもソチラに傾倒しがちで、Blogというツールは、かなり落ちついたフィールドに
なっているように思います。

故に、天邪鬼の自分としては(苦笑)、またBlogを再開していこうと決心したわけであります。
(何の決意表明なんでしょう・・・)

b0021026_1121772.jpg"Rich Girl(Remix)"
TOW DOWN
(D.I.M.E. Records 2003)

というわけで、俗に言う
"大ネタ"使いですね。
「Bad Boy世代」の私と
しましては(←えっ?)、
やっぱり聴いてしまうん
ですよね、これ系。


b0021026_1124795.jpgはじめのフレーズからピンと来るように、
元ネタはDARYL HALL&JOHN
OATESの、このアルバムに
収録されている同タイトル。

子供に歌わせちゃう、そのフレーズなんて、"Our House"並みにもっていかれちゃいます。

うん、卑怯だな、卑怯。苦笑。

なんか、フロアのピーク時よりも、明け方にかかってると身体を揺らしちゃう、
なんなら平日の天気の良い日に、のんびり部屋で聴いていたいような気がするのは、
同じ系統とはいえ、当時のBad Boy、”フロア・アゲアゲ命"MASEなんかとは
一味違うような気がします。

また、この妙にクセになるフレーズ、内容的には、「君はお金持ちの女の子、
でも、結局、金の持ってる年上の男にいってしまった、そんな子じゃないだろ?
それはビッチのやることさ」的な内容で、フラれた恨み、「そりゃないぜ」的な事なんですが、
逆に「オレはスターになって(もしくは、ワルでトップになって)金持ちだ、
だからオレを付き合えよ」的な風潮のHipHopの中での、このフレーズを大ネタで回すのは、
面白い感覚だな、と思います。

某ブログさんによりますと、この元ネタの方は、なんでもDARYL HALLのガールフレンドの
男友達の事で、はじめは「Rich Boy」だったらしいです。
それを女の子に置き換えて歌ったらしいですって。

まぁ、冒頭の「You're a rich girl」から、二回目には「It's a bitch girl」に変わる
辺りなんっー辺りは、HALL&OATES自体、HipHop的、と云えるかもしれませんが。笑。

b0021026_115529.jpg"AM I HE SAME GIRL?"
BARBARA ACKLIN
(Passion Music 2002)

"大ネタ使い"というよりは、
むしろ、カバーなんですが、
フロアで、このイントロが
流れると、気持ちが高揚して
しまうという意味では、
一緒ですよね。


b0021026_1154661.jpgこの曲に関しては、
「渋谷系世代」の私と
しましては(←えっ?)、
こちらの方を思い浮かべて
しまいます。

73年には、SALENA JONESも同タイトルで歌っているのですが、
初っ端のイントロの高揚感で云えば、やはりBARBARA ACKLINなのかな、と思ったり。
ただ、1曲通して聴いていると、コチラの方が雰囲気あるようにも思えます。



DUSTY SPRINGFIELDに関しては、同年にカバーが出てます。
うーん、イイですけど、、、セクシーな歌声だと思うんですが、、、
やっぱりオリジナルかなぁ・・・。



なんて云うんでしょうね、"深み"というか・・・
Soul本来の"奥行き"が感じられるのは、やはりBARBARA ACKLINでしょうか。



前述の"Rich Girl"に対して、「どう、あの頃の私と変わったかしら?今でも貴方のことが好きなのよ」
という本作品、少しオトコとオンナの目線の違いが現れているような気がして面白いもんです。
# by shinyasta | 2015-02-13 11:21 | MUSIC