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Ready To Wreck

b0021026_18292294.jpg"Steady Dippen(Remix)"
Mista Grimm
(550 Music 1995)
映画"POETIC JUSTICE"の
サントラに、feat.に
Warren G、Nate Doggを迎えた
"Indo Smoke"が収録され、
2ndシングル"Situation Grimm"も
映画"HIGHER LEARNING"の
サントラに収録という
MISTA GRIMMの3rdシングルがコレ。

確かに、1stも当時のDr.Dre&Snoop、WARREN Gをはじめとした西海岸勢が躍進しており、
その流れでのNate Doggの歌声との掛け合いが、いかにも当時の空気を醸し出していて
心地良かったし、"Situation Grimm"なんかも、当時の"Yo!Rap MTV"で
バンバンに流れていたので、ボクなんかは「ああ、またか・・・」と早送りをしてしまったりしていた。
今から考えると、サントラに収録されたり、PVもバンバン流れているというのは、
やはりEpic(550 Music)が力を持っていたからなどかなぁ、と下世話な推測をしてしまったり。
この3rd以降、あまり名前を見かけなくなってしまうが、2001年にWarren G.の
"The Return of the Regulator"で3~4曲にFeat.として復活している処を見ると、
西海岸では地道な活動と地元での繋がりを大切にしていた事も窺える。

そんな流れで出た3rdに収録されているRemixが何とも良い感じにレイドバック。
Album Ver.は、ソレはソレで、いかにも"西海岸的"で良いんだけれども、
このRemixにおいては、そんな"西海岸的"を取っ払った気持ち良さがある。
自省を含めてだが、聴く側が勝手に面子やレーベルなどを見て「西海岸だ」とか
「東海岸だ」とかを判断して買わなかった事が多く、こうした好曲が隠れていたりする。
だからこそ、「レコードは買って聴いてみないとわからない」という楽しさがあるんだ、
というのは、レコード愛好家の単なる言い訳になってしまうかも知れないけれど。



b0021026_18311581.jpg"Ready To Wreck (Club-Mix)"
FIGURES UV SPEECH
(ONYX 1993)
シカゴの3人組、、、位しか
わからないのですが、
曲としてはヘッズに
かなり好かれそうな93年産。
前エントリーで、「Soulが云々...」
とほざいておりましたが、
なんだかんだ言って、この辺り
を聴くと落ち着きます。笑。

Street Ver.は、あの「フォンフォォンフォン・・・」から始まるESG "UFO"使いに、
"もっちゃり"としたキック&スネア、「ミニー、ミニー、マニーモー!」などの定番・節回しに、
思わず首を縦に振らずに居られないのですが、更に"もっちゃり"させたClub Ver.がツボ。
腰クネクネ系の悩ましいループを回しつつ、要所要所にAPACHE"GANGSTA BITCH"の同ネタを
掘り込んでくる辺り、「好き者」が作ってるな、、、とニヤニヤしながら、
首を縦だけでなく横にも振ってしまいます。



Street Ver.もUpしときますね。聴き比べてみてください。


by shinyasta | 2014-02-28 18:37 | MUSIC

THE MAIN INGREDIENT

こないだ呑んでる時にMCグレア君に「Blog、ぜんぜん(UPして)やないっすかー」と
ツッコミが入り、そう確かに、全然、更新してねぇな、、、と思う反面、
べつに誰も期待してないよねー、と思いつつ、 ちょっと更新する気が出たのでUPしていきます。

皆さま、ご機嫌いかがですか?笑。

b0021026_1657375.jpg"Rolling Down A Mountainside"
THE MAIN INGREDIENT
(RCA 1975)
昔なら「寒いなー、、、
何かNYCアングラHipHop聴くかー」
ってな具合が多かったけれど、
日に日に増して、Soulの
レコードをターンテーブルに
載せる事が多くなってきている
ような気がする。特に最近。
それも、オッサンのSoul。笑。
(↑ 誰が興味あんねんっ!
by ヤナ・ギブソン)

自分もそれに見合うような歳になったのか、それとも、何かに近付こうとして聴いているのか・・・
は、定かでなく、、、でも聴いていて心地良いんですよねぇ。

MAIN SOURCEの名曲"FAKIN' THE FUNk"、FUGEES"COWBOYS"、
はたまたALICIA KEYS”YOU DON'T KNOW MY NAME"のネタとして
有名なTHE MAIN INGREDIENTはNYCの3組コーラスグループ。
このアルバム自体は、そういうネタ物が入ってなく、人気はイマイチみたいですが、
ジャケットからも感じられる「もっさり」した感じからは想像できないような、
美しいファルセットとコーラスを聴かせてくれる辺り、オジサン、グッときます。
やはりお奨めは、アルバム名にもなっている" Rolling Down A Mountainside"でしょうか。



フリー・ソウル対応というか、何かタランティーノの映画でも使われそうな感じですよねw

あと、ボクが好きなのは、Side Bに収録されている"YOU&ME-ME&YOU"。



何となくMarvinの"Let's get it on"を薄めた感じの始まりから、
「語り(多分、題名からして暑苦しい語りなんでしょうね。苦笑。)」から
歌に突入していく辺りがオジサン、ツボですわ。笑。
しかし、NYC出身のグループの割には、南部臭さがプンプンするような気がするのですが、
皆さんはどうでしょうか、、、

b0021026_1714674.jpg"NATURE PLANNED IT"
FOUR TOPS
(MOTOWN 1972)
The Temptations、The Supremes
、The Miraclesと共にMotownビック4
とも呼ばれるFOUR TOPSの
72年の作品。
ダンヒル(ABC)に移籍後の方が
POP感があって好きな方々も
多いようですが、ボクはMotown時代の
方が好きです。

こちらもアルバムのタイトルになっている"(IT'S THE WAY)NATURE PLANNED IT"が
当時のR&Bチャートでも8位になったりして人気があるようですが、
ボクが好きなのは"SHE'S AN UNDERSTANDING WOMAN"。



ループして使えそうなネットリとした音に、軽快なコーラスの合わせが絶妙。
あと、Side Bの一発目に収録されている"MEDLEY HEY MAN~
WE GOT TO GET YOU A WOMEN"も少しラテンに通じるような明るい展開で、
昼間にBeerでも傾けながら聴いていると、かなーり気持ち良いです。
ちょうど、SOUL TRAINのライン・ダンスで使われていたものが上がってたので、
UPしておきますね。



楽しそうっすよね。笑。
by shinyasta | 2014-02-24 21:00 | MUSIC

YANCEY BOYS JAPAN TOUR 2014 In Osaka

先日、ESTHER PHILLIPSがユルく店内にかかるJAZ Barの一角で、
これまたユルい話の流れからライターの塚田桂子さんが云った、

「でも、実際、どうなんでしょうねぇー」

という言葉が自分の心に残っていた。

なるほど、云われてみたら確かにそう思う。

「いや、来週辺りにYancey Boys、大阪来るんっすよねー」

こんな話の流れからだった。

故・J Dillaからすれば、今の現状をどう思っているだろうか、と。
何かとつけ「故・J Dillaの未発表の・・・」「故・J Dillaと共演し・・・」とかいう表現が出てきて
彼の命日近くになるとMixTapeがネット上に溢れ出てくる。

勿論、ボク自身、それに多大に恩恵を受けているので、偉そうな事なんて言えない。
けど、確かに、今の現状を見たら、J Dillaはどう思うんだろうか?喜んでいるんだろうか?
勿論、喜んでいるだろうとも思えるし、そうでないのかも知れない。

ボクがYancey Boysを知ったのも、J Dillaの実弟・Illa Jがいるグループだし、
その音が好みだし(当然、J Dillaの音だから)、PVも好きな洒落ててタイプだった。


あ、そうか、今日なのか。
Yancey BoysのLiveの当日に気づいた。
時間は何とか作れそう。

ならば、一度、(Dilla絡みという)その先入観を取っ払って、
自分の耳で、自分の眼で確かめてみたいという衝動だった。
自分が、生で聴いて、どう思うのか?を。

・・・・・

22:00過ぎにGRAND Cafeに付くと、フロアではWorld Renown"How Nice I Am"が
かかっていて、あら、幸先エエ感じ・・・。

b0021026_1852057.jpg何組かのラップ・グループの
Liveの後、今回、Yancey Boysに
同行していたDJ Rhettmatic
(Visionaries/Beat Junkies)が
音を出し始めた瞬間に、
空気感が一気に変わった。

余談ではあるが、これはいつも感じる事。
Deejayによってビックリするほど音が変わる。
同じ機材、同じ空間、そして聴く側としては、同じ場所で聴いているのに。。。

KRS-One"MC's Act Like They Don't Know"から始まる選曲は、
解りやすくありつつもHipHop好きをくすぐるような曲を紡いでいく。
勿論、J Dilla作品もATCQやファーサイド辺りなどをかけるのだが、
そればかりでなかったのが好印象だった。
(正直、Host MCが、曲が繋がったり2枚使いする度に
「コレ、意味わかる?」とか云うのには少々辟易したが・・・。)

そうして楽しく身体を揺らしていると、Yancey Boysの2人が登場。

b0021026_1855163.jpg

2人ともニコニコして、Liveを楽しもうとしているのが見て取れる。
"The Throwaway"や"The Fisherman"、"Quicksand" 辺りを中心によく聴いてて
正直、その他の曲に関しては、勉強不足の部分があったが、

b0021026_18553142.jpgそんな中、知らない曲でも
Illa Jが"言葉遊び"を
自分自身で楽しんでる様子や、
時に唄っちゃゃったりしているのは
聴いても観てても気持ちよかったし、

b0021026_1858470.jpgFrank Nittの曲の合間に見せる
"可愛らしい"笑顔とは対象的に
BPM早めのビートに畳み掛けていく
Rapにはハードなリリシストな面も
感じられ、それにワクワクしたり。


何より、お互いの掛け合いで二人で笑っちゃったりして、仲の良さや人柄の良さが
そのままLiveに出ちゃってて、こちらも楽しい気分になってきた。







結果としては、非常に心地良いLiveだった。

十二分に2人がHipHopが好きなのが全面に出ていたし、Yancey Boys単体でも、
これから活躍できるだろうから、J Dillaを前に出していく必要も
徐々に無くなってくるんじゃないかなぁと思う。

また、J Dillaに対して2人の愛情は、曲でもLive中でも感じる事ができたし、
J Dilla自身も、こうして2人が自分のビートで活躍している事を天国で喜んでいるだろうなぁ、と思った。

とか思いながらも、「何云うとんねん、別に、そんな事、どっちでもいいわ!」というDillaからの声も
聴こえてきそうですが。。。苦笑。

最後に、こういうボクの好きそうな「お題」を与えてくれたライターの塚田さん(aka kokosoul)
Big Shout を!
(また呑みましょうね~。笑。)

塚田さんのYancey Boysについてのエントリーはコチラ
⇒ ”Yancey Boys (illa J+ Frank Nitt) 『Sunset Blvd.』日本盤リリース! (ライナーノーツ)"

P.S
あと、やっぱラッパーとしては、Illa JよりFrankが好きなタイプっすわ。笑。

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by shinyasta | 2014-02-22 21:30 | MUSIC