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yield

b0021026_1028477.jpg"9 to 5 Poortrait"
SWAMBURGER
(Eighth Dimension 2003)
レコ屋さんのレコメンでは、
「Jazzy系好き必聴!」とか
「あのBeef Wellingtonが
Produce!!」みたいな前書きが
書かれていますが、その頃は
すでに新譜に疎く、
このシカゴ産まれのオーランド在住
のMCを知りませんでした。


ま、何かの"縁(えん)"でボクの処に来てくれた、このレコードなんですが、
一番初めに気に入ったのは、案の定、B-1の"Disco Days"で。
少し浮遊感のあるトラックは、以前にSPINNAにもトラックを提供をした事もある
BMFが作成、そこにトライブやCommonのフレーズネタで擦ったり、
SWAMBURGER自身のライム運びも、少しNew Schoolのお約束が随所で
見れたりする処に、安易にも惹かれたり。
ただし、聴きこむと良くなってくるのは、この12inchの表題にもなっている
"9 to 5 Poortrait"だったりもする。
パッと聴いた時には、所謂"Jazzy系"の括りにされちゃいがちだけど、
ちゃんと1曲丸々聴いていて心地よいのは、その適度なBPMに生で弾いている
ように見え隠れする低音ベースラインとのバランスの良さのせいかも知れない。



ちなみに、SWAMBURGER自身は、この2003年以降は、単独というよりも、
この"9 to 5 Poortrait"をPro.している盟友、Beef Wellingtonが出しているアルバムへ
参加してたりして、現在も活動をしているようです。

b0021026_10282546.jpg"yield"
PEOPLE UNDER THE STAIRS
(PUTS 2003)
前述と同じ2003年産であるが、
まぁ、しかし、この人達は
毎度まいど感心する位、
人をアゲるツボを心得ている
というか、そのネタ選び、
Rapのフロウ、聴くたびに
ジャンキーをゾクゾクさせ
てくれます。


もう、アレですよ、アーティファクツと同ネタ、The 9th Creation "Bubble Gum"ですよ。
これで頭振らないB-BOYがいたら、残念で仕方がないし、少なくても、
ボクに話しかけないでください。苦笑。
もう、途中で、ファーサイド"RUNNIN'"の「ラァ~ン!」なんて声ネタ挟んだりね、
「ワン、ツー、スリー、ブレイクッ!」の声ネタとかねぇ、、、
ちなみに、b/wには"out da club"。50CENTへのP.U.T.Sからの回答とまでは
言わずとも、P.U.T.Sが作ればこうなるよ、ってな感じに50CENTのフレーズを
フックで擦りまくりっていて、聴きながらニヤリとせずにいれない、うふふ。



↓んで、こちらがLive映像。アガりますなぁ。笑。


by shinyasta | 2012-02-27 12:25 | MUSIC

My Love Is Your Love

それほどファンではなかったし、レコードは持っていても、
聴くのは後回しにしていた。
まるで、訃報を聞くたびに「R.I.P.」ばかりを呟くような
感じもして嫌なんだけど、こういう時でないと、
自ら望んで歌声を聴かなかったのも事実。

もちろん、1stや2ndを聴くと、ふっと土曜日の夜(だったと思う)に
眠い目を擦りながら、レンタルでレコードを借りるために、
メモと鉛筆を持ちながらMTVをかぶりついて見ていた頃を思い出す。
ましてや、冒頭に書いた通り、いつ買ったかもわからない何枚かの
レコードが今、そんな程度しか思っていないボクの家に存在している
ということは、それだけレコードは売れ、それだけ多くの人々に
愛され、聴かれていた証拠なんだろうと思う。

ホイットニーへの想いは、すでに多くのファンが語っていると思うし、
ここで、中途半端な見解を書いても「はぁ?」って感じだと思うのだが、
それでも、この機会に聴き直した時に思ったには、
「ああ、もっと大切に聴いておくべきだったな」という事だった。
それも月並みな意見なのかもしれない。

ホイットニーくらいのクラスになると、無理に聴こうとしなくても、
色々な場面で彼女の歌声を聴く事ができたから、と小学生でも、
もう少しマシな言い訳をするかもしれないが、
一番言いたいのは、そのような「大切に」聴いておけば良かったものが
巷のクソのような歌謡曲(失礼!)と一緒にメディアに流されているのを
聞き逃して、今になって、「嗚呼・・・」などといっている自分に対して
腹が立ってしまう。

・・・だから何?と、読んでいただいている方々には、不快な想いを
させておりますが、せっかくなので、このBlogに相応しく(苦笑)、
あまりスポットの当たっていないこれを紹介したいと思います。

b0021026_2229979.jpg"my love is your love"
Whitney Houston
(ARISTA 1998)
アレサが60年代~70年代で
あれば、ホイットニーが
80年代~90年代、であれば、
90年代~00年はマライア・・・
という感じになるのだろうか?
約8年ぶりに出した4枚目の
アルバムには、前述のマライア
は勿論の事、Faith Evansに
Kelly Price、そして90's R&Bでは欠かせないこの人、Missy Elliott
も参加した、まさに90年代にホイットニーが戻ってきたっ!というような面子が
共演している作品なのだが、昔からのファンには「ホイットニーらしくない」と言われ、
90's層には、「なーんか聴いたことある感じなんだよねぇ・・・」なんて、
当時は、Black Musicファンには、お金かけてる割には・・・ねぇ?と、
あまり好評だったとは言えなかった記憶があるけれども、それでも、かなりの数が売れたはず。
まぁ、言われれば「ありゃ、Monica&Brandyじゃ・・・」的ちゃうのん?な曲もあり、
ホイットニーの持ち味であるスローが少なく、ダンスフロアを意識した曲揃えではあったけれども、
それでも"It's Not Right But It's Okay"なんかは、当時、よく耳にしていたし、
アルバム全体としては、纏まっている良いアルバムだと思う。

そんな中でも"My Love Is Your Love"。
ボク的には、ちょっと苦手なWyclefがPro.ってるんですが、
今までのホイットニーにはないパターン、いや、ある意味では、
持ち味の活かせるスロー・バラードの感覚に近いのかも。
勿論、アルバムの中でも異彩を放っている、というのもあるのかもしれないが、
どの曲よりも、ホイットニーの"ユルさ"というか"優しさ"が滲み出ていて、
バックコーラスとのホイットニーの絡みが、何ともシックリくるというか。



ちなみに、クレジットを眺めているとコーラスで参加のRyan Tobyは、
A Touch Of Jazzからの参加のようで興味深いです。

・・・と言いながらも、一応、昔のホイットニーの中からも1曲、
ボクが好きな曲もUpさせておいてくださいw



感慨深いものがあります・・・。
by shinyasta | 2012-02-23 22:37 | MUSIC

Kokosoul In Osaka From LA

平日の20:00を回っているというのに店内は満席。

b0021026_0223752.jpg












しかしながら、我ながら芸がない。
先日、フォトグラファー・詩乃さん&デショーンが来阪時も"串カツ"で、
今回も"串カツ"にお連れしてしまった。。。

今回も、その様は、まるで「何かを勘違いしている中年ドリカム」のように、
ここ最近、このセット多くない、いやいつもか・・・?という面子、RigoクンとM女史と共に
LAから帰国中のライターで、Black Music好きにはお馴染みの
Blog「hip hop generation ヒップホップ・カルチャーがつなぐ人種、年代、思考 、政治」
"塚田桂子さん(aka kokosoulさん)を大阪にお迎えした。

b0021026_0243267.jpg待ち時間も勿体なく、
近所のお好み焼き屋をかまして、
何とか"ひげ勝"に再トライでき、
目標達成。
美味しいと思うんですよね、ココ。
そう云えば、初めてココに連れて
きてくれたのはゲンちゃんだったな。






その後は、これまたコースの一部にさせてもらっているDJ JUNIAさんとこ(Bar MUSZE)にお邪魔。


b0021026_0251392.jpg実は、ミラクルというか、
以前に、DJ JUNIAさんとこで
ダラダラ呑んでる時に、
「コレ、良くないっすかぁ?」と
JUNIAさんに聴かせてもらった、
ALOE BLACCの、このアルバム
の正規レコメン&日本語翻訳
をされています!!
(ちなみ映っているbmr誌で
塚田さんは、表紙にもなっている
デイム・ファンクのインタビューを
されています!!)


「何がミラクルやねんっ!」と皆さんには思われるかもしれないですけど、
ボクにとっては、こんなに身近な処で、何か繋がっているみたいで嬉しかったんです。。。

是非ぜひ、読んで見てください。

↓クリック↓

Aloe Blacc Good Things Japan

いや、実際の処、長い間、Blogを通して仲良くさせていただいてた位で、
ボクなんて、bmr誌 "Generation Hip-Hop"での塚田さんの考察や
詩乃さんの写真を拝見してる側、つまり、一般読者なわけで、
そのご本人達と、こうして逢えるなんつーのは、アータ、もう・・・(←鼻血w)。

で、正直、bmr誌の中では、"Generation Hip-Hop"は名"定番"企画だった。
こう言っちゃー悪いが、ぶっちゃけ、bmr誌が廃刊になった事に対しては、
「へぇ、終わったんだ」位にしか思わなかった。
(気分を害した方はスイマセン。ただの素人のボヤキですので許して下さい)。

けど、その中には、ずっと続いている名企画が数多くあり、
それが終わってしまう事には、非常に残念な想いをした。
ボクが求めていたのは、「現場の空気感」x「HIPHOP文化」についてであって、
そういう意味では、この"Generation Hip-Hop"を読む事で、
勉強というよりは、毎号ワクワクしながら、"向こう側の生(なま)”を感じる事ができた。

bmrをリアルタイムに買っていた晩期(そして、買わなくなってしまったのだけれど)には、
まず後ろから(背表紙から)読んでいくようになっていた位に。
1枚の新譜が☆何個とか、これ見よがしの宣伝(いや、広告収入は大事だが)など、
もう、そういうのは、どうでもよくなってきた時期だった、というのもあるかもしれない。

ま、そんなオッサンの戯言はともかく、塚田さんは、やはり思っていた通りで、
ほぼ初対面の我々にも気さくに話をしてくれて(または話を聞いてくれて)、
非常に好奇心旺盛な女性(ひと)。

今回の短い大阪への旅でも、大阪の"文化的な側面"と"人・言葉"に
非常に敏感且つ興味があったようで、前日に行かれていた京都を、
めっぽう気に入っておられたのは、きっと、その"文化"や"背景"に対しての
興味と敬意の表れなのでは?、とも思う。

b0021026_0303560.jpg"expressions(2012 a.u.)"
Dudley Perkins
(STONES THROW 2006)
という訳で、Aloe Blaccの
レーベルメイト、塚田さんが
LA在住という無茶な繋げ方で
コイツを。苦笑。







と、安易な繋げ方ですが、実は、このアルバム全体の雰囲気が、今回の集まりにはピッタリだな、と。
Dudley Perkinsといえば、"Flowers"を思い浮かべる諸氏も多いと思うけど、
そう、あの独特の、決して悲観的ではない儚げなフロウが、
全面ブットいMADLIBのビートに乗っかっている。

その見事な「バランス」には、一種、「暖かい」ものすら感じる瞬間。
LAと西成。

このアルバムの中でも、今回の集まりにピッタリなんじゃないかなと思う、この2曲。
"dear god"と"comig home"。





あ~、もっともっと色々と話かった。
しかしながら、楽しい時間というのは非情なもので短く・・・。

この週末は、Aloe Blaccのアルバムを聴き込んで、
塚田さんのライナーを読み込んで、ニヤニヤしようと思います。笑。
by shinyasta | 2012-02-04 00:40 | 日常