E46 PartⅡ

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ボクのE46は後期型で、前エントリーでは「W202の宿敵」なんて書いたけれども、
正確には、W203とガチだった事が、ここ何か月、E46関連の書籍を入手しては
読み漁っていて、解ってきた。

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また細かいオタクな事を・・・を云われるのは承知で続けると、
実は、このE46というクルマ、前期型と後期型とでは、
「垂れ目(前期)か、釣り目(後期)か」などの違い位に見えるが、
エンジンを筆頭に中身は全くの別物。

元々、欧州車というものは、ロングランで生産され、フルモデルチェンジの期間が、
国産車-約4年に対して、欧州車-約8年~約10年と倍であった。
その代わりといってはなんだが、欧州車の場合は、毎年と云ってほど、
中身が少しづつ改良が重ねられ成熟してさせていくという、
欧州勢の一種の"クルマ作りに対する姿勢"というものが突き抜かれていた。

ところが、ちょうど以前に所持していたW202辺りから、メルツェデスのクルマ作りに対する
姿勢に変化が見られ、どちらかというと国産車的な思想に近くなってきている。
企業としては、コストダウンできる処は徹底的にするという当然の行為、
極論ではあるが、「見てくれ重視=売れる=利益の早期確保」という考え方。
コストダウンや売上の観点からいえば、中身を変えるのであれば、
外見も大幅に変えて"新型"として売り出した方が良いはずである。

そういう意味では、このE46は、欧州のクルマ作りの思想を貫き、
外見はそこそこのマイナーチェンジ(といっても、フルチェンジと云って良いほど、
一から設計しなおしている)、そして中身を大幅に改良してしまう辺りに
当時の「BMW」というメーカーに愛着を感じてしまう。
云わば、"ドン臭い技術屋"集団なのである。

ちなみに、余談ではあるが、W124が「最後のメルツェデス」と云われる由縁も
ここにあるように思えてならない。

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さらに、この3シリーズは、クーペやハッチバック、ツーリングワゴン、
M3など、魅力的なラインナップになっているが、その各モデルに対しても、
個別設計されているというのである。
つまり、クーペは、セダンとほぼ共有パーツというわけでなく、一から設計されおり、
これまた、クーペとセダンでは全くの別物だといって良い、というのである。

こういう「クルマ作り」のコダワリこそが「BMW」というメーカーであり、
世界中に多くのファンがいるわけであろう。

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時間を見つけては、「いつもの山坂道(by 三本和彦先生©)」に持っていく。
前エントリーしている通り、「曲がる」ことが楽しいから。

ボクくらいの運転技術(未熟者)であれば、まさに「オン・ザ・レール」。
少々のオーバースピードで突っ込んだ処で、全く不安定なロールもなく、
まるでE46は「えー、自分、こんなモンなん?」とせせら笑ってるかのように、
しっかりとコーナー出口へと導いてくれる。
W202も、山坂道では、ボクくらいの運転技術であれば、何も不満が無かった。
ただ、「楽しかったか?」と問われると、E46を乗った今、答えは「否」である。

たかが、旧ドイツ車を2台しか乗ってない身が、勝敗を分けるのはおかしいが、
山坂道だけの話ではなく「運転の楽しい!」と感じるのは、今の処、
W202よりE46の方に軍配が上がる。

それは、「メルツェデス」「BMW」というメーカーの気質、方向性を示しているように
感じてしまうのは、自分勝手な思い入れが激しすぎるのであろうか?

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ただし、W202で感じたロングラン、特に「4人乗車での高速での乗り味」に関しては、未だ未知数。
W202での高速を走っているにも関わらず産まれてくる、
あの「安心感」と「乗り心地の至福」こそが、メルツェデスの醍醐味ではないか、と未だに思っている。

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近々、コイツ(E46)を高速に連れ出す予定が楽しみである。
バルブトロニック、ステップトロニックに関しても、またの機会に。(←もういらんって。苦笑。)
by shinyasta | 2014-07-25 11:09 | CAR


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