TAMORI / TAMORI 2

台風も近いことがあって、雨です。

昼飯を食いに出掛けた時に、ふらっとレコ屋に入ってしまって。
・・・いや、いいですね、"雨の日のレコード屋"。
人も少なくて静かだし、集中できちゃう。笑。

というわけで、サクサクサクとしていると、
こんな出逢いが。

b0021026_1520998.jpg"TAMORI"
森田一義(タモリ)
(ALFA RECORD 1980)
昨日ですか、"笑っていいとも!"
が、2014年3月で終了の発表。
元々、タモリさんは好きなんです。
下手すれば、呑み屋にいる
"オモロいサラリーマン"のような
感じから、お昼番組に抜擢され、
見事に一流芸能人入り。

それは、ただ運が良かったというより、世間の流れをちゃんと汲み取りながら、
自身のマニアックな知識やセンスを上手く披露して築き上げてきたからこそ,
今の地位があるんじゃないかな、なんて偉そうに思います。

その芸達者加減が存分に発揮されている、このレコードは、
1980年発売という事なんで、"森田一義アワー・笑っていいとも!"に
抜擢される前に発売されたものなんですね。
録音は1976年6月23日~12月20日なんだそうです。

タモリさんがJAZZファンで、故・植草甚一氏のJAZZレコード・コレクション
4000枚(!)を受け継いだのは有名な話。

まだ、それほど売れていなかったタモリさんですが、生命保険などをかけていなかった
植草氏の家族の事を考えて、当時としてはかなり高価買取(約200万円という一説あり)
をされたそう。こういうとこにも、タモリさんの人柄が出てますよね。

そんなこともあり、一部JAZZファンからは、本レコードに収録されている、
タモリさんが例題を出しながら解説をしていく"教養講座・日本ジャズ界の変遷"が
好評ではありますが、自分としては、B面に収録されている"アフリカ民族音楽・ソバヤ"が好き。笑。

アフリカンな音にタモリさんお得意の"アフリカ語っぽい"歌詞を乗せてるという
タモリさんのセンスの良さが味わえる1曲。
途中とか、"フロヤフロヤ(風呂屋)"とか"ニカイヤニカイヤ(二階や!)"とか
云っちゃってますもんね。苦笑。

↓ようつべに上がってたのでUpしときます。



丁度、"笑っていいとも!"が始まったのが1982年。
その頃に、琵琶湖でのJAZZフェスにタモリさんが出ている映像があって。
これ、ボク、好きなんですよ、カッコ良くて。



最近、「いやぁ、山下洋輔って難しいナァ、ボクには」なんて思ってて、
この後半の"誰にでもできる山下洋輔"で、飲んでた珈琲、噴きましたよ。苦笑。
(タモリさんは、早稲田のモダン・ジャズ研究会だったし、芸能界入りする前に、
偶然、山下洋輔さんに見初められていたそうで。。。)


b0021026_15241462.jpg"TAMORI 2"
森田一義
(ALFA RECORDS 1980)
同年に2ndが出ていて、
こちらの録音は、1978年3月20日
~10月27日らしいです。
こちらでは、先述しました
"中州産業大学 芸術学部
西洋音楽理論 森田一義助教授"
が解説する教養講座の[その2]
とも云える"旋律と源と
その世界的波及について"が
A面全面に収録されています。

その解説に、シャンソンから韓国民謡、タンゴ、カンツォーネ、Swing Jazz、
カントリー、ボサノバ(セルジオ・メンデス!笑。)など、世界の約17種類の
音楽をタモリさんが「ソレっぽく」歌いながら例に上げながら解説していくという代物。苦笑。

なんか、本当に、この人、「音楽好きなんだナァ」って思って、聴きながらニヤニヤしちゃいます。

B面では、"今日のお料理~ハナモコシのシェネ地中海風~"と料理番組をパロったり、
"古典落語・めけせけ"など、ここでも多芸を披露。

この1st、2stともに、ライナーにはサウンド・エフェクターに赤塚不二夫氏が
クレジットされていて、ジャケ写真はフォトグラファーに浅井慎平氏。

芸能界入りする前から、新宿ゴールデン街で芸能人や文化人、ミュージシャンと
深く交流があったというタモリさん。

ただ単に「面白い」っていうのではなく、みんなタモリさんの人柄に惚れて
集まってきているように思えるんですよね。

最後に、RUN DMCが"笑っていいとも"に出た時の映像を↓。




タモリさんこそHIPHOPですよね。
by shinyasta | 2013-10-23 18:30 | MUSIC


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