JUST AS I AM

「元ネタ」として、そのレコードを買ってしまう習性は
HIPHOP育ちの方々に共通だとは思われますが、私も勿論、そのクチです。苦笑。

以前までは、そのような買い方で、結局1回~2回位聴いて、そのまま棚に・・・
つまり「寝かして」しまったりしていたのですが、最近、その辺りを再度、
また聴き直す機会が増えています。

というか、最近では、「元ネタ」かどうか?よりも、幅広く、
そして、できるだけ手にとって「直感」で買うようにしているので、
まぁ、雑食というかグッチャグチャで、
帰宅後に、買ってきたレコードを並べては「何じゃこりゃ・・・」と
自分で突っ込んだりしていたりしますが。

b0021026_1941514.jpg"JUST AS I AM"
BILL WITHERS
(Sussex 1971)
そんな「ネタ物」として、
BOB JAMESと並び、
取り上げられる事が多い
BILL WITHERS。
そんな彼の1stがコレ。

初めはサンプリングされた曲を聴いて「おー。こんな処をサンプリングしてんだ。」
なんていう楽しみ方もあるのですが、ここ数年は、その「元ネタ」よりも、
アルバムを通して聴いてみて、「うー、よくできたアルバムだなー。」と思う方が
多くなってきたんですよね。

まさに、このアルバムもそう。
どうしても、"AIN'T NO SUNSHINE"がPICKされちゃうんですけど、
アルバムを通して聴くと、SoulやJazz、ともすればFunkやBluesをも感じさせる
BLACK MUSICとしての良い意味のでの「土臭さ」とBILL WITHERSの「男臭さ」が
バランス良く融合されていて、ダニーやカーティス、マーヴィン達のソレを
BILLにもあって、その後、引き継いでいくような感じにも思えてきます。
(Soulファンからは怒られそうですけど。苦笑。)

アルバムに話を戻しますと、A面1曲目の"HARLEM"なんて、
まぁ、それはそれは素晴らしいんですが、
ココでは"I'M HER DADDY"と"BETTER OFF DEAD"を。

"I'M HER DAAAY"は、別れた妻に、自分との間に子供が出来た事を知らされて
「自分が父親だという事に気付いてくれるだろうか?」なんて未練タラタラだし、
"BETTER OFF DEAD"に関しては、"俺はアル中"なんて邦題が付けられて、
「こんな俺なんて死んでしまった方がマシさ」とか歌っちゃってるし、
なんか、もう、、、ねぇ・・・って感じなんですが、
それがBILLの男前な歌声に、ブっといドラムとベースに、軽快なギター、
心地良いリズムで進行されちゃうと、
それが「色気」があるように聴こえてくるから、アラ不思議。



こちらはLive Ver.で。



ま、そこが「ブラックミュージックの魅力」ってヤツかもしれませんね。

そう云えば、Rapのレコードって、最近買ってないなぁ・・・買わなきゃなぁ。苦笑。
by shinyasta | 2013-02-01 19:12 | MUSIC


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