NO FUSE

b0021026_18485582.jpg"ノー・フューズ"
浪速エキスプレス
(CBS/SONY 1982)
AOR/FUSIONと云えば、
都会的な印象があって、
コテコテの大阪人としては、
そういう都会の"洗練された"
モノに憧れてたりして、
「FM局」というのが、
そのキーワードだったような
気がしないでもありません。


例えば、朝起きて、FMを聴きながら朝食を取ったり、クルマでは、
お気に入りのFM局に合わせて、湾岸線を走ったり・・・
さらに、横にお気に入りの女の子なんか乗っていると最高だったり。
そういうのが「お洒落やねん!」と思ってたんですね。苦笑。

そんなお気に入りのFM局の放送の中でも、深夜~明け方枠が大好きで。
「関東はJ-WAVEがあっていいナァ」なんて思っていましたけど、
こちらのFM局では、ボクは京都のα-staitionの深夜~明け方が好物でした。

・・・と、長い前置きですが、そのα-stationなんかでもかかってそうな
浪速エキスプレスをご紹介。
当時は、全く知らなかったですが、1980年代前半などには、
ここ関西でもFUSIONブームがあり、その中でも、
この浪速エクスプレスは大人気だったそうです。
確かに、ボクみたいな奴が、レコードで同時期の外国のAOR/FUSIONと聴き比べても、
全く遜色はなし、寧ろ、これが"上方FUSION"というのは凄いし、それが、
当時、ここ関西でも流行っていたと聴くと、何だか嬉しくなってきますよね。

というか、そのコテコテなバンド名にも関わらず、曲の素晴らしさといったら!
その音から、いかにも「職人集団」という感じがヒシヒシと伝わってニヤニヤ。

ちなみに、1986年に一旦、解散はしたものの2002年に再活動、
2003年~2004年でアルバムを出されてたりします。
嬉しいですよね、こういうバンドが再活動してくれるのって。

このアルバムからは、まずは、そのFM局にはぴったりでしょう
と思われる"BELIVIN'"を演奏している84年の城島ジャズインの映像を。



そして、聴いた瞬間に、「うぉおお、なんじゃコリャ!」と唸ってしまった
"高野サンバ(THE KOYA-SAMBA)"。
曲名通りのサンバですが、もう、ブレイク満載で、HIPHOP好き必聴ですぞ。



b0021026_18504546.jpg"SMOKIN' PRELUDE"
天江恵子
(Columbia 1981)
レコードの帯って、
ボク、あんまり大事にして
いない方なんですが、
コレを見た瞬間、
「うわ、帯って大切!」
って思いました。苦笑。





だって、

"「天江恵子のアルバムは、まさに"スモーキン"だ!!」-クインシー・ジョーンズ"

ですよ?

さらに、Loius Johnson(The Brothers Johnson)がゲストでクレジットされてる、
となれば、ほとんどの方は「買い」になってしまいませんか?苦笑。

天江恵子さんは、ハーブを11歳からヨセフ・モルナールを師事、
その後、仙台・NHK放送管弦楽団と共演、78年には、
日本人として初めて、あの小沢征爾が率いるボストン交響楽団と共演・・・
その後も、数々と活躍されている日本を代表するハーブ奏者。
今でこそ、クロス・オーバー、なんて当たり前と云われていますけど、
81年に、こんなアプローチをしてるとは、何とも素晴らしいと思うほどのアルバムの内容。
ちょうどボクらみたいな聴き方をしていると、ちょうどハーブが"上モノ"みたいにも
聴こえてきたりして、何とも心地良かったりします。
ライナーも、天江さんとLoiusの対談などもあり、読み応え十分。
ちなみに、クインシー・ジョーンズは、初めに聴いた時は「琴か?」と
質問したらしいですが、アルバムを全体を聴き、コンセプトを知った後に、
「うーん、スモーキン...」と唸ったらしいです。

残念ながら、You TubeにはUpされていませんが、もし見かけたら、
一度、手に取ってみて試聴でもしていただければ、と思います。
by shinyasta | 2012-09-19 18:51 | MUSIC


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