SAY YOU LOVE ME

b0021026_6274471.jpg"THE FEEL I FEEL"
SONNY ROLLINS
(Milestone 1977)
どうしてもSONNY ROLLINS
くらいのクラスになると、
「Jazz界の巨匠」とか、
「伝説」的な印象があって、
逆に取っ付きにくい印象を
持ってしまい、逆に購入まで
至らず、所謂「定番」的な
アーティストが自分のレコ棚
には無かったりしちゃう。


ウチのレコ棚も、そのクチ。

JazzやAORなんかも、相変わらず、ぽっちらぽっちら買っているのですが、
そーゆー「斜めから目線」なので、生粋のJAZZ/AORファンからすると、
ボクが紹介するものなんて、「はぁ?」って感じでしょうが、まぁ、
その辺は許してください。苦笑。
というわけで、このアルバムですが、これも完全に「斜め目線」で
キーボードにPATRICE RUSHEN、ギターにLEE RITENOURが参加してる辺り、
その巨匠と「どんな絡みしてんのー?」って興味で入手したクチ。苦笑。

日本盤なんで、ライナーなんかも入ってて、さらっと読んでいると、面白いですね。
やはり、この時代には、この組み合わせが「異色」というか、
ボクからしたり「先取り」の感じがするんですが、ライナーには、
「個性的なロリンズのプレイを、より積極的に生かす方向には用いられていない
ように思う」なんて書かれてたりして。

これって、HipHopで云えば、「90's HipHopが全て」「いや、ミドルじゃないとダメ」
みたいな感覚が先行しちゃってる、俗に云う「保守的な」感覚で聴いたり、
見たりしているとこうなってしまうんでしょうね。
十分に楽しく、非常に取っ掛かりやすいアルバムの1枚だと思いますが、
まぁ、それも、今の時代だから言えるんでしょうけど。

こうして何十年後かに、同じく「今聴くとしっくりくるなぁ」というような音楽が、
現在でも産まれている事を願うばかりです。

ここでは、アルバムでは1曲目に据えられた"ISLAND LADY"を。
Live映像、楽しそうですよね。





b0021026_1828586.jpg"END OF A RAINBOW"
PATTI AUSTIN
(CTI 1976)
と、前述のPATRICE RUSHENは、
若い頃にStanley Turrentine
や、LEE RITENOURとの関わりが
あったから、きっと、ロリンズの
アルバムにも参加する事に
なったと思うのですが、




我々としては、70年代後半~80年代前半のソロを連発している頃に
馴染みが深いわけでして、その黒人女性の素晴らしさの横並びには、
このPATTI AUSTIN辺りも入ってくるのでは?と思います。

いやぁ、このジャケットに憧れてましてね・・・。
欲しい欲しい、と思ってたら、やっぱり回ってくるもんですね・・・。苦笑。

同じレーベルメイトにあたるBOB JAMESの名作アルバム"Two"の中で、
GLADYS KNIGHT & THE PIPSのヒット曲"I Feel A Song(In My Heart)"を
歌い上げていたのが、このPATTI AUSTINで、彼女の名前が一気に浮上しただけでなく、
このソロを出すきっかけになった事は云う間でもなく。

この頃であれば、よくROBERTA FLACKが引き合いに出されますが、
何より2人ともソフトでありながら、黒人女性特有の力強さを兼ね備えた
作詞作曲ができ、それを歌い上げるというという事に尽きると思います。

"私が単なる友達以上の関係になりたいことが貴方にはわからないの。
それが素敵なことだってあなたにもわかっているでしょ。
私を愛して。私は貴方のものになりたいし、貴方を私のものにしたいの。"

と歌う"SAY YOU LOVE ME"を、このアルバムからの紹介曲とします。


by shinyasta | 2012-06-06 06:34 | MUSIC


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