My Love Is Your Love

それほどファンではなかったし、レコードは持っていても、
聴くのは後回しにしていた。
まるで、訃報を聞くたびに「R.I.P.」ばかりを呟くような
感じもして嫌なんだけど、こういう時でないと、
自ら望んで歌声を聴かなかったのも事実。

もちろん、1stや2ndを聴くと、ふっと土曜日の夜(だったと思う)に
眠い目を擦りながら、レンタルでレコードを借りるために、
メモと鉛筆を持ちながらMTVをかぶりついて見ていた頃を思い出す。
ましてや、冒頭に書いた通り、いつ買ったかもわからない何枚かの
レコードが今、そんな程度しか思っていないボクの家に存在している
ということは、それだけレコードは売れ、それだけ多くの人々に
愛され、聴かれていた証拠なんだろうと思う。

ホイットニーへの想いは、すでに多くのファンが語っていると思うし、
ここで、中途半端な見解を書いても「はぁ?」って感じだと思うのだが、
それでも、この機会に聴き直した時に思ったには、
「ああ、もっと大切に聴いておくべきだったな」という事だった。
それも月並みな意見なのかもしれない。

ホイットニーくらいのクラスになると、無理に聴こうとしなくても、
色々な場面で彼女の歌声を聴く事ができたから、と小学生でも、
もう少しマシな言い訳をするかもしれないが、
一番言いたいのは、そのような「大切に」聴いておけば良かったものが
巷のクソのような歌謡曲(失礼!)と一緒にメディアに流されているのを
聞き逃して、今になって、「嗚呼・・・」などといっている自分に対して
腹が立ってしまう。

・・・だから何?と、読んでいただいている方々には、不快な想いを
させておりますが、せっかくなので、このBlogに相応しく(苦笑)、
あまりスポットの当たっていないこれを紹介したいと思います。

b0021026_2229979.jpg"my love is your love"
Whitney Houston
(ARISTA 1998)
アレサが60年代~70年代で
あれば、ホイットニーが
80年代~90年代、であれば、
90年代~00年はマライア・・・
という感じになるのだろうか?
約8年ぶりに出した4枚目の
アルバムには、前述のマライア
は勿論の事、Faith Evansに
Kelly Price、そして90's R&Bでは欠かせないこの人、Missy Elliott
も参加した、まさに90年代にホイットニーが戻ってきたっ!というような面子が
共演している作品なのだが、昔からのファンには「ホイットニーらしくない」と言われ、
90's層には、「なーんか聴いたことある感じなんだよねぇ・・・」なんて、
当時は、Black Musicファンには、お金かけてる割には・・・ねぇ?と、
あまり好評だったとは言えなかった記憶があるけれども、それでも、かなりの数が売れたはず。
まぁ、言われれば「ありゃ、Monica&Brandyじゃ・・・」的ちゃうのん?な曲もあり、
ホイットニーの持ち味であるスローが少なく、ダンスフロアを意識した曲揃えではあったけれども、
それでも"It's Not Right But It's Okay"なんかは、当時、よく耳にしていたし、
アルバム全体としては、纏まっている良いアルバムだと思う。

そんな中でも"My Love Is Your Love"。
ボク的には、ちょっと苦手なWyclefがPro.ってるんですが、
今までのホイットニーにはないパターン、いや、ある意味では、
持ち味の活かせるスロー・バラードの感覚に近いのかも。
勿論、アルバムの中でも異彩を放っている、というのもあるのかもしれないが、
どの曲よりも、ホイットニーの"ユルさ"というか"優しさ"が滲み出ていて、
バックコーラスとのホイットニーの絡みが、何ともシックリくるというか。



ちなみに、クレジットを眺めているとコーラスで参加のRyan Tobyは、
A Touch Of Jazzからの参加のようで興味深いです。

・・・と言いながらも、一応、昔のホイットニーの中からも1曲、
ボクが好きな曲もUpさせておいてくださいw



感慨深いものがあります・・・。
by shinyasta | 2012-02-23 22:37 | MUSIC


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