Eva

Eva_b0021026_1410276.jpg"GIVE IT TO THE FUCKIN' DJ"
OZOMATLI
(Almo Sounds 1998)
HipHopファンには、
J5のチャーリー・ツナや
カットケミストが参加して
いた印象が強い
バンド・オゾマトリ。
そのバンド名は、
舞踏の神アズテックから
名付けられたというのも
有名ですね。

LAのチカーノ・エリアに住む結成された多国籍バンドだけあって、
非常に、情熱的というかラテン・フレイバー満載で、思わずカラダが揺れる、
踊り出したくあるような音を聴かせてくれます。
J5も、もともと生音っぽい音だけに、チャーリー・ツナの低音フロウのRapが入ると、
よりJ5っぽくなってしまうので、やはりOZOMATRIを聴くには、インストというか、
Rapなしの方が楽しめるかも知れませんね。

そんな98年にカットされた、名曲"Eva"を含む3曲入り良質12inch。
"Eva"のRemixが入っていないじゃんよ・・・と云われるコレクターもおられるかも
しれませんが(苦笑)、原曲も十分すぎるくらいイイですよ。
ラテンの魅力って、なんていうんだろ、「哀愁」が漂っているのに、
踊りたくなってしまうというか、寂しいからこそ踊るんだ、みたいな処ですかね?
(自分でも何言ってんだか、わかんなくなってきてますが)
そこが、何ともカッコいいんですよね。



こちらは、収録曲"Super Bowl Sundae"のライブ映像。
みんな演奏しながらジャンプ、ジャンプ!
チャリー・ツナのTシャツにも注目ですなw



Eva_b0021026_14104585.jpg"SHOPLIF"
RIPSHOP feat. Mr. Lif
(Ontop Records 2001)
1999年にロウカスから
メジャーデビュー。
ボストンの人ですよね。
しかし、ボストンという
処は、その土地柄からか、
柄地味でありながら、




巧者なMCを多く輩出する場所って感じがして、
アンダーにも数多くのMCがいる印象がありますね。

このRIPSHOPも、そういう"ボストンらしい”MCの人で、
Rawkus→Ontop(Fatbeatsがディストリビュート)→Commonwealth と
「ど渋い」流れで来ており、今も地道に曲を出しているという「いぶし銀」な御人。
そのRIPSHOPが評判になったのが、本作で同郷・Mr.Lif (!)をFeatした、この一発。
今聴いても、全然、時代を感じさせないトラックは、アンダー・マナーに即しながらも、
厚めなスネアを叩き、浮遊系短めループで癖になってしまいそう。



同郷のED.O.Gみたく、これからも渋くいって欲しいですね。
by shinyasta | 2011-11-20 22:00 | MUSIC


<< SCHOOL OF TEMPL... Rhyme Crime Sto... >>