ANATA DAKE NO MONO

ANATA DAKE NO MONO_b0021026_22512585.jpg"Cold Flow"
Variable Unit
(Wide Hive Records 2003)
BGMとして針を落としたつもりだけど、
思わず聴き込んでしまう。
最近、何かの作業をする時に、
何も考えないで、レコ棚から抜いて
聴いたコイツが、そのクチ。





全く知らないので、チラチラと調べてみると、DJ Zephや
Crown City RockersのKat Ouanoなどが参加している
ヒップホップインストバンドと書かれている・・・え、バンドなの?
暗闇や湿度を少し感じさせる音は、所謂、やたら「ナマ音」を
演出するようなヒップホップバンドではなく、その「ナマ音」の奥深さが漂ってくる。

どうもRoots以降、「ナマ音HIPHOP」が「なんだかRootsのような・・・」みたいな感じが
多いのも否めないのだが、そんな中でボクはBreakestraが大好きなんだけど、
それはナマ音の躍動感に加えて、HIPHOPの「ズル剥け」感が出ている処が好き。
そのBreakestraを、もう少しTrip Hop (←最近、言いませんよねw)寄りにした感じで、
言葉でいうと、「洗練」「クール」といった処か。
(相変わらず、回りくどいww)

このアルバムは3rdなのだけど、全体を聞いていると「デジタル音(でいいんかな?w)」と
自然に融合されていたり、一見、打ち込みっぽくも聴こえたりするのは、
それだけ「ナマ音ヒップホップ」から進化している証なのかも知れない。

残念ながら、この3rd収録曲は、ようつべにUpされていなかったので、
感じを掴んでいただくという事で、コレを↓






ANATA DAKE NO MONO_b0021026_22523140.jpg"MISSLIM"
荒井由美
(東芝EMI 1974)
最近、日曜日に聴く事が
多いんです、ユーミン。
荒井由実名義の
このアルバムでは、
「やさしさに包まれたなら」
が収録されているので、
「魔女の宅急便」好きな方々
にはタマランと思うのですが、
ボクとしては、やはり、
"あなただけのもの"。


頭のブレイクからしてブッとばされて、ひたすら二枚で、ずっとループさせたいなんて思うのは
安易なのかもしれませんが、まぁ、そーゆー単純なオッサンなので許してください。苦笑。
そして、そのブレイクも然ることながら、全体に漂うファンク感というか、ソウル感というか・・・。
1974年に、コレをやっちゃう「ブラックさ」加減にヤラれるといいましょうか。

勿論、松任谷正隆氏(ボクは、実はカーグラTVで好きになったんですが。苦笑)をはじめ、
クレジットされている名前を追っていくと、山下達郎、吉田美奈子、大貫妙子、矢野顕子、
Suger Babe・・・ちょっと待ってよ!って感じじゃないですか?笑。



何をいまさら・・・な話なんですけど、
やっぱり、ちゃんと、この辺り、聴き直さないと・・・。
(恥ずかしながら、ちゃんと聴いていない。苦笑)
by shinyasta | 2011-11-01 22:58 | MUSIC


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