LOTUS CALIFORNIA

伯母の誕生日という事で、
神戸・オリエンタルホテル17階でランチ会。

帰りには、神戸という事で、当然ながら
南京町・LOTUS CALIFORNIAへT氏の顔を見に行く。

b0021026_22142386.jpg「クルマ?ほな丁度、ええわ」

と、昨年末の恒例の忘年会
→サウナ以来なのだが、
いつもの調子でT氏が
言いながら、地下室におりていく。

この、「いつもの調子」というのが肝。
仕事をご一緒にさせてもらってた時と、
何ら今も本当に変わらない。



店内に戻ってきたT氏の手には、昔に着ていたジャケット達。

「まぁ、(この大きさなら)Shinya☆Staやったら着れるかな、と思って」

実家を整理した時に、出てきた宝物達。

「着てみぃ。着れるんやったら、持ってかえりぃ~」

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ハリス・ツイードの生地を
使ったテーラードに、
BEAMSがリング・ヂャケットに
別注をかけた"VALOR"
ネームのJK達・・・。







袖を通す。

この肩に乗ってくる感じ、その生地の風合い。脇下に詰まる感覚。
そう、試着だけで憧れた当時のリング・ヂャケットそのもの。

気分が高揚してくる。
鏡に映る自分は、まるでセレクトショップに通い続けた
高校生の時のようだった。

どうや、エエもん貰ってん、ええやろ?
の話ではない。

何より、その服の程度を見れば、大事にしてきたか、安易に想像がつく。
そういう大切なものを「受け継ぐ」という喜び。

そして、当時、ファッションに関わってた人達が、本当に好きで服を作り、
服好きが服を売っていた事が、欧米大手SPAや日本の量販店が吐き出す
「消費される為に作られた安易で安価な無味無臭の商品」が横行する、
この2011年に感じられる事について。

音楽も一緒。

「今」を否定する気など毛頭ない。
その恩恵を授かっているのも事実。
「今」を消化し、自分にとって「良いも」「合わないもの」を
1つ1つ判断していく(セレクトしていく)。

ただ、明らかに、「今」と「昔」では"何か"が違う。
「人」から「人」へ"アナログ的に"受け継がれていく事に、
その"何か"を解く手がかりがあるような気がする。

b0021026_22201344.jpg"HOME COMING"
AMERICA
(Warner Bros. 1972)
このBlogでは、
すでに既出かもしれない。
この際、そんな事、
どーでもいい。
このメンバーの雰囲気が
T氏に似ているから・・・
というのでは毛頭なく。笑。



バンド名は「AMERICA」だけど、3人の両親がUK駐留の
アメリカ軍人だったためUKに在住、1stアルバムもUK録音だったのが、
この2ndアルバムではアメリカ録音だとか。
そのアメリカに対する想いが、全面に出ているからか、
実に、「良きアメリカ」を感じさせる1枚。

礼を述べ、近々、また逢う約束をして店を出る。
その帰りに、ふと頭に浮かんだのが、このアルバムの1発目に
収録されている"VENTURA HIGHWAY"。



「Shinya☆Sta、ベタやなぁ」と、音楽好き、レコード好きのT氏が
苦笑する姿が目に浮かぶ。

でも、ホンマなんですわ、これがふっと浮かんだんですわ。

そして、このジャケット達を着て、ボクは会社に行くのです。



LOTUS CALIFORNIA

神戸市中央区栄町通1-2-13福岡ビル1F
(南京町南門が目印)
by shinyasta | 2011-02-23 22:33 | MUSIC


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