Rehab

そっか、夏も終わりなんだ。

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恒例の4家族でのSurf Trip、国府ノ浜は珍しく波が無かったけど、
今年は参加できし、この面子でSurf Tripが出来るだけでも感謝だな。

非日常から日常へ。
日常は、相変わらず、寧ろ不景気に先行き不透明が加わり、
その反比例のように煩雑さは増してきている。

仕事の帰り道、「あれ、夏って終わったけ?」
なんて、楽しかった夏に思いを馳せる。

Rehab_b0021026_12103934.jpg"REHAB"
AMY WINEHOUSE
(UNIVERSAL REPUBLIC
2007)
ともかく日常に戻る
"REHAB"が必要だ。
これが大ヒットしたのは
2007年、もう3年も前
なんだなぁ・・・。
初めてPVを見た時に、
「ぐへ、カッコいい、
なんじゃこりゃ・・・」
と思ったのを覚えてる。


10代の頃からTLCやソルト・ン・ペッパなどに興味を示し、
シンガー・ソングライター好きの母親とジャズ好きの父親に
育てられたエイミーは14歳から曲を書き始めたらしい。
年齢を重ねていくにつれ(そして、付き合っていく男につれ)、
モータウン~ドゥ・ワップに傾倒し、さらにMos Def、The Roots、
タリブ・クウェリ、エリカ・パドゥを聴くようになり、
付き合っている男性の影響でレゲエにもはまっていたという。
つまり、ブラック・ミュージック好きということ。

それらが消化されて産まれてきたのが"Rehab"。
アルコール依存症を気にして更正施設に行くように
勧めたマネージャーをクビにして、その顛末が描かれた歌詞も
非常に興味があるが、心を高揚させるには、このバックトラックとの
融合が要因であるのは確か。
何でも、この曲を作る時には、サラーム・レミ(!)と
マーク・ロンソンは、徹底的に50年代~60年代のロックンロール、R&B、
ソウルを調べて、その魂を注ぎ込んだという。

なるほど、エイミーの「好きなものに対する誠実さ」「人への愛情深さ」
「嘘のない生き方」が、どうやらこの曲が魅力的である理由のようだ。



アルバム"BLACK TO BLACK"も、非常にバランスの取れた名アルバム。
「今さら・・・」と思われるかもしれないが、見かけたら手に取って
いただければ、と思う。

もう一度云う、ボクには日常に戻る"Rehab"が必要だ。苦笑。
by shinyasta | 2010-09-04 12:12 | MUSIC


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