It's up to you

すっかり放置していました。

超忙しくて/もうヒマがなくて/とか言ってる人に限って/
さらに忙しい休日を/過ごしていたりするだろう
("ヒマの過ごし方" From SDP)

まんま"ドつぼ"にはまっている、という言い訳。

It\'s up to you_b0021026_1093226.jpg先週末から初・ネズミの国&
ネズミの国・「海」に行ったり、
帰った翌日に大阪で
心地良いモノ作りを続ける
レディースのメゾン・
Le zephyrさんの新築ビル
引越しお祝いレセプションDJを
務めさせてもらったり、
その後に神戸花火大会の
「いつもの集まり」に
参加させてもらったり。



そして、日帰り東京出張の帰りの新幹線でコレを書いていたり。

bmr誌を買って、最終のノゾミの飛び乗る。

そこには、"親愛なる"塚田さん詩乃さん押野さん志保さんなど
WEB上ではあれど、色々と「交信(!?)」をさせていただいている面子の
書いた記事が掲載されていて、記事を読んでいると皆さんの顔が
浮かんでくるようで、ページを捲るのが楽しくて楽しくて。

そんな中で、bmrの中でも楽しみにしている塚田さん連載の
"音楽の向こう側から見えてくる人と文化"の
ブライアン・クロス(B+)とLAについての考察をBeer片手に読み入る。

その記事の中においての

「アンチ・サラリーマン主義と人種」

という言葉に目が奪われる。

当時のLAギャングスタラップが産み出された社会背景や
若者の行動心理をブライアン・クロスが描写する。

「当時、僕が理解していたヒップホップというのは、"若者がサラリーマンに
なる以外のチャンスを見つけるための道"であり、KRSワンの体句が
すごくクールに思えたんだ。

(中略)

"ヒップホップでワイルドになるとはこういういうこと"というリアリティを
訴えていたんだ。多くの若者はまともな仕事をしたがらなかったし、
パートの仕事で何とか生計を立てていた。

(中略)

そういったものをリアルに表現していたのが、この当時の音楽文化の
おもしろいところだった」

なるほど。

まさしく、ボクもその"ワイルドさ"に引かれてHIPHOPにハマッたクチ。
そういうボクは、今は何をしているかというと、そう、
このBlogの題名のように、ただのHIPHOP好きのサラリーマンをしている。

同じく引用されているBDP"My Philosophy"のリリックにある
"It's not about a salary,It's all about reality"をよぉーく考えて、
サラリーマンの道を選んだ男がココに1人。

ボクにはトラックを作れない、Rapができない、謂わば"才能がない"。
でも、HIPHOPを続けていく(聴き続ける)為にできるには
どうしたらいいか?それが、ボクの求める"現実"で、
サラリーマンという道を選んだ一つ、
だから今もそれを続けているのだと思う。

ブライアンの語る"当時"とは全く環境も違うので一概には
いえない事なのだが、それが、当時のボクにとっての
"It's up to you"であったように思う。

そうやって、ボクは今もHIPHOPが大好きで、HIPHOPを聴き続け、
レコードを買い続けている。

今日、とある若者に「DJになりたいんですけど、どーしたらいいっすかね?」
と聞かれた。

一瞬、その質問の趣旨を理解するのに時間がかかったが、
「とにかく音を沢山聴いて、その"愛すべき”音を集める事じゃない?」
とだけ言っておいた。

それこそ、"It's up to you"なのだ。

・・・やれやれ、結局、何が言いたいんだ、ボクは。それも偉そうに。苦笑。
というか、自分に言い聞かせているんだろうね、コレって。

最後に、稚拙な文章に気分を害されたらごめんなさい。
そして、久々のUPなのに、長々とスイマセン。。。
by shinyasta | 2010-08-12 18:39 | 日常


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