TROPICAL DANDY

言ってみるもんですね。

ずっと以前に、会社の人が「実家を整理していたら懐かしいレコードが出てきたわ」
なんていうのを小耳に挟みまして、仕事中に。
「引き取りますよぉ~」なんて冗談でいってたら、先日、
「Shinya☆Sta君、実家から(レコードを)引き上げてきたよ。」と。

まぁ、速攻、アポイントを取った訳ですよw
本当は、買い取ろうと思ったんですけど、「もういいよ、面倒臭いから・・・」って。

という訳で、約40枚を引き取りに行ってきました。

しかし、「人のレコードを引き取る」って面白いもんです。
「へぇ、こんなの聴いてたんだぁ~」とか解って。笑。
そう、友達とかの家に、お邪魔してレコード棚やCD棚を見せてもらってる感じに似てる。
後日、仕事の合間なんかに、

「聴いた?」

「ええ、J.D.サウザーとか渋すぎますよね?笑。」

「笑。当時、結構、みんな聴いてたよ。」

・・・なんて、コミュニケーション向上にも役立ったり。苦笑。

そんな訳で、今回は、その引き取ったレコード達からのご紹介。

b0021026_23274342.jpg"TROPICAL DANDY"
HARUOMI HOSONO
(CROWN 1975)
細野さんって、正直、
みんなが「良いィ~!」
というほど、良さが
わからなかったのが
正直な処。
なんか「難しそ~」
ってのが印象にありました。



けど、これを、この歳で聴くと、意外とすんなりと入ってきたんです。
偉そうに聞こえるかもしれない(そして今頃、云うのは恥かしい)ですが、
純粋に「エエやんか」ってw
てか、その時代に、コレをやるって、「トンがってるなぁ~」という尊敬と畏怖の念。
細野さん自身が書かれている"島について"というライナーも、かなりヤヴァイww

”日本は島ですが、大陸でもあります。これは中途半端であります。
音楽でいえば、ことさら大陸的要素はなく、日本の音楽で見せられる
部分といえば琉球諸島の音楽位です。"

えっと、75年ですよね?w

”色々な要素が混じりあったごった煮の音楽が、その国の人、
あるいは土地柄とミックスして出来てくる音楽こそ、
本当に面白い音楽だと信じている次第です"

う~ん、HIPHOPだwww

"そういえば、イギリスの音楽の志向性は日本のそれと似かよっていて、
いつも同じ所をぐるぐると廻っていると思うと、淀みの中から
突然ミュータントが生まれて来たりするのです。"

はい、UKの音は好きです、確かに。

”一度太平洋を渡って来てもらって、しょう油の味を一滴たらしてみたくなったのです。
これを「ソイ・ソース ミュージック"と僕は名付けてしまった"

はい、もう素晴らしいですっ!大笑。

・・・と、難しい(?)事を云っていると思えば、

"僕は蟹座で、その運命をもろに背負っている様でして・・・そういえば、昔はよく池に落ちたり、
桟橋から海に落ちて船のへりに頭をぶつけたりしたものです。
というわけで、水に縁のある僕は港街が大好きです。僕の生まれは東京都港区で・・・”

などと、「洒落た流れ」の文章を書かれる。

う~ん、実にオシャレだ。笑。

・・・と、ライナー解説みたいになってしまったんですが、アルバムの内容はすこぶる良い。
なるほど、ライナー通り、南国の島や広大な大陸を連想させながら日本のエキスを一滴垂らした
"ソイ・ソース ミュージック"である事は間違えない(ノーダゥ!w)。
そんな中でもお気に入りは、色々な方もPUSHしている"三時の子守唄"。
2曲収録されているのですが、インストゥルメンタル版の方が極上。

残念ながら、曲はありませんでしたが、
ココでこのアルバムの頃~YMOのことも語ってられます。



なんか逝ってられますよね、細野さん(←ホメ言葉)ww

このタイミングで、この辺りの音が(レコードが)ボクの元に来たというのは、
きっと、「今、コレを聴け!」というタイミングだと思ったり思わなかったり。
by shinyasta | 2010-05-13 00:14 | MUSIC


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